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国際会計論

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カリキュラム(科目一覧)

国際会計論

単位 2

科目概要

会計規制は、いまや政治と密接不可分のものとなっています。国際会計の趨勢や動向も、国際会計基準審議会(IASB)の国際財務報告基準(IFRSs)を基軸としたコンバージェンス(収斂)やそのアドプション(採用)の時代に移行していますが、ここでも政治的要素が大きな役割を果たしています。

また、資本市場ないし証券市場の国際化は、会計のあり方にも多大な影響を及ぼしています。たとえば、ヨーロッパ連合(EU)による一大市場の創造という地政学的展開は、会計規制についてもアメリカの一極構造への対抗の表われともいえます。

本講義では、国際会計に関わる規制と理論の見地から、とくにIFRSsのアドプションや会計基準のコンバージェンスの問題について、日本の実態とその対応を基軸に据えて、それに多大な影響力を有するアメリカやヨーロッパ連合(EU)などの最新の規制動向について解説します。また、国際会計についての理解度を深めるために、各セッションの講義内容のなかでのキーワードについての討議を行ないます。