複雑化・多様化・国際化する経済環境のもと、わが国の経済社会では、監査証明業務の担い手として、また企業や国・地方自治体における会計の専門的な担い手として、公認会計士などの職業会計人が果たす役割と責任は、ますます増大しています。アカウンティングスクールでは、急速に高まる職業会計人に対する社会の要請に的確に応えるとともに、これまで公認会計士をはじめとする数多くの職業会計人を輩出してきた関西学院の伝統と実績に基づいて、国際的な水準で経済社会に対して貢献できる高い職業倫理を持った職業会計人の養成をめざします。
※関西学院大学アカウンティングスクールは、2023年度より以下の2コース制に分かれます。

主に新卒の学生等を対象とします。入学後、希望する進路にしたがって、①公認会計士・税理士をめざすプログラム、②企業の会計・財務担当者をめざすプログラム、③国税専門官等の公務員をめざすプログラムを自由に選択できます。初学者から上級者まで学習進度に応じた科目からスタートすることにより確実にステップアップし、実務家教員が担当する科目においてリアルな会計現場を学ぶことにより即戦力をつけ、時代が求める職業会計人として、社会に送り出します。

3年以上の実務経験を有する社会人を対象とします。入学後、それぞれのリカレント（学び直し）の目的にしたがって、①会計に強い企業人をめざすプログラム、②会計に強い公務員をめざすプログラム、③公認会計士・税理士・中小企業診断士をめざすプログラムを自由に選択できます。実務経験から理論へと結びつけることにより、また、修了後も自分自身で常に知識をアップデートできる力をつけることにより、さらにプロフェッショナルな職業会計人として活躍できるよう、徹底したリカレント教育を行います。