ハッピーキャリアプログラム 女性の仕事復帰・起業コース ーリカレント教育ー

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人を動かす交渉力 瓜生 稔先生

2013.03.06 授業風景

株式会社ヒューマンラボ  
代表取締役  瓜生 稔


「夫」、「娘」、「息子」、「母親」・・・。
授業科目「ファシリテーション的・人を動かす交渉力」の第一回授業冒頭の風景である。
緊張気味の10名の受講者の方々に「誰を動かしたいか」と問いかけた時の答えだ。

交渉と言うと、ついつい営業マンとお客様、企業間や国と地方、果ては多国間交渉といった固いイメージを持ちがちになる。しかし、ここはハッピーキャリアのステージだ。受講いただくのは、世界を渡り歩く商社マンでもなければ外交官でもない。仕事復帰や起業を目指し、忙しい育児のあいまを使って、学びなおし中の女性メンバーだ。誰を動かしたいかというと、やはり身の回りの「困った人たち?」になるのも無理ないところだ。

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考えてみれば、私たちはビジネスの世界はもちろんのこと、家庭生活や社会生活の中で様々な人と関係しながら生きている。その人生を豊かにするもしないも、実は周りの人との関係によるところが多い。最近よく耳にする、「幸福度の研究」や「ポジティブ心理学」の分野でも、幸福度の高い人はほぼ社交性が高く、周りの人たちとより良い関係を築いていることが立証されている(マーティン・セリグマン『世界でひとつだけの幸せ』アスペクト刊)。

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開講当初は、眉をしかめながら「交渉戦略と言われても、ねえ」といったノリの受講者の皆さんが、人間関係の基本や合意形成のプロセスなどについて、わいわい、がやがやとミニ演習を繰り返しながら理解していく。徐々にその必要性や効果が分かってくると、明らかに目の色が変わってくる。交渉のロールプレイなどでは切羽詰まった、すさまじい交渉を見せてくれる。商社マンや外交官の比ではない。チームに分かれて交渉を進めるが、迫真の交渉に、思わずこちらが手に汗を握って熱くなる、といった具合だ。

3枚にまとめていただいた最終レポートでは、4単元にわたり学んだことから、自分の体験や経験を踏まえ、今後の人生を築き上げていくうえで、今回の学びをどう活かしていくかと深い省察をされたものが多かった。レポートを読みながらこちらが学ばせていただいた次第である。感謝!

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