当コースは、厚生労働省「専門実践教育訓練給付金」認定事業、および文部科学省「職業実践力育成プログラム」(BP)認定事業です。

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大同生命保険株式会社 廣幡 恵 様

ハッピーキャリアプログラムでの学びを活かして

廣幡 恵
大同生命保険株式会社
カスタマーサービスセンター ダイレクトサポート課
ダイレクトサポート課長

私がハッピーキャリアプログラムを受講することになったのは、「次世代リーダーとして成長するために必要な経営マネジメントスキル」の習得を目的とした、新たな研修が2017年に新設され、その1期生として会社から選抜いただき受講を勧められたことがきっかけでした。現在は、その頃よりも、さらに会社として、女性活躍を後押しする制度が充実してきており、今年度から将来の幹部候補生を育成するためのプログラムも新たに開始されています。

私の部下もそのメンバーに選ばれ、非常に前向きに取り組んでいますが、難易度が高いプログラムのようで、さまざまな相談を受けることがあります。その際、ハッピーキャリアプログラムで学んだフレームワークや理論などのアドバイスをしているのですが、もし、私がハッピーキャリアプログラムで学んだ経験がなければ、具体的な根拠や考え方を示すこともできず、部下をとても不安にさせてしまっていただろうと思います。
また、業務の目標や今後のキャリアプランに関するガイダンスを行う際も、組織マネジメントやキャリアプランニングで学んだことを踏まえて、より具体的に、説得力を持って話せるようになりました。

ハッピーキャリアプログラムで学んだことは、今の私にはすべてが欠かせない経験ですが、その中でも特に印象に残ったことが2つあります。1つめは、「プランドハプンスタンス」という理論です。「キャリアは偶然によって左右されることが多く、これらの偶然をポジティブな方向に考えることでキャリアアップにつなげることができる」という考え方ですが、授業でこの理論を聞き、これまでの自分自身のキャリアや上司・同僚との「縁」や「出会い」と照らしあわせ、ものすごく自分が恵まれていることに気づき、感謝の気持ちを持ったことを昨日のことのように覚えています。私自身、2020年度から新しい部署に異動になり、これまでの分野とまったく違う業務の担当となり、非常に不安な気持ちになりましたが、「新しいご縁ができる機会」と前向きに捉えることができました。また、4月には、10名の新入社員を迎えましたが、最初に私から歓迎の意味を込めてこの理論を紹介させていただきました。

もう1つが、人材育成に関するマネジメントの理論や手法を学ぶ中で、客観的に自社を知ることができたことです。学ぶ以前は、会社の種々の施策や制度について、「なぜ」そのような制度や仕組みがあるのか、深く考えずに漠然と理解していましたが、ハッピーキャリアプログラムでの学びを通して、自社の取組みが、従業員のエンゲージメントを向上させるための、さまざまな理論に基づいたものであったことに気づけ、部下に対して、会社の取組について自信をもって説明できるようになりました。

会社からハッピーキャリアプログラムを勧められたときは、難しそうなカリキュラムでもあり、周囲についていけるのか不安になりましたが、実際に入学してみると、同じように期待と不安を抱えながらもレベルアップしようとしている同期のメンバーに刺激を受け、いつの間にか講義を楽しんでいる自分がいました。ここでも同期との新しいご縁をいただくことができ、今も交流があるメンバーもいます。また、この1年はコロナ禍により開催ができていませんが、OG会として他の期の卒業生との交流会も定期的にあり、自分自身を磨きなおす、新たな刺激を受ける機会となっています。

ハッピーキャリアプログラムのHPをご覧になって、やってみたい・興味があるけど不安という方こそ、ぜひチャレンジしていただきたいです。「やってみなはれ!」


会社からの派遣によりハッピーキャリアで学んだ仲間たち